TVerと地上波
使い分ける術とは?
先日、「クレイジージャーニー」(МBS)を見ていると、突然、かの国がミサイルを発射。結局、Jアラートで放送が中断し、終了となった。番組後半のお宝探しのクライマックスにまさかの出来事。おいおいと思いながらも、一大事に何事もなくて一安心。んが、結局、結末はどうなったの?とこんな時、役立ったのがTVerだ。地上波では、いつ再放送されるか分からない中、TVerではすぐに配信された。
もう一つ、TVerがよく見られる時といえば、ネットニュースからの流入だ。番組内容がネットで話題になったから、後付けで見ようというもの。特に若年層はこうした見方をしている。つまり、TVerは話題ありきでチェックするもの。そして、何となくつけているのが地上波、というすみ分け。もちろん、制作者側もそれを意図とした企画を作り、少しでも話題に上るように工夫している。ただ、TVerではいまだに「著作権上の問題でこの部分は配信できません」と番組途中で表示され、途切れることが多い。ん~、著作権は地上波だけOKと、そこも使い分けられているようだ。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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