TBS日曜日夜の
番組戦略とは!?
TBS日曜夜9時からの「VIVANT(ビバン)」が好評だ。予算、出演者どれをとってもスケールが大きい。また、夜7時~9時の「バナナマンのせっかくグルメ!!」(隔週放送)も同様に好評だ。理由の一つが、TBSドラマの俳優陣がグルメロケに出る豪華なゲストブッキング。そこに、シズル感あるグルメ情報という正攻法が、日曜夜の空気に合っている。もう一つ秀逸なのが、夜9時のまたぎ。ドラマとの間にCМを入れず物語が始まるので、つい見てしまう。編成の戦略が見事にはまったパターンだ。
そもそも、日曜夜は日テレの一強だったが、大きく変化したのはやはりコロナ禍から。看板番組「イッテQ」が、海外に行けず企画が縮小状態に。やがて、巣ごもり需要で王道グルメ番組へと流れていった。「せっかくグルメ」も番組発で、お取り寄せ販売をしているので、TBSの利益に直結している。高視聴率で、高利益。そんな営業が喜ぶ番組は、終わりにくい。この連載もスポンサーがつけば、より終わりにくいのだが。「〇○プレゼンツ テレビのツムジ」。どなたかいかが?
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
関連キーワード