- Home
- なりっちの虹色絵本
なりっちの虹色絵本
-
あの路
少年と野良犬との友情と絆、別れ 魂を揺さぶられる一冊 すれ違いざまに「なんぼ賢い学校か知らんけど、ブスばっかり」と吐き捨てるように言った女子高生。言われたほうは「アホの学校」と切り返し、小競り合いが続きました。「頭のい… -
このゆきだるま だーれ?
抱きしめたいほどかわいい絵本! リズム感あふれる言葉と響き合う絵 コンサート会場でのYさんは入場から着席まで流れるような身のこなしでした。きちんと折り畳んだコートを膝に置き、その上にパンフレットとバッグを重ねて静かに開… -
十二支の はやくちことば えほん
笑う門には福来る! 早口言葉でみんなが笑顔に 読み聞かせの仲間、Mさんは88歳。教育者だった両親の影響で幼いころから本が大好きだったそうです。物のない時代に月に一度、自宅に届けられる本が待ち遠しくて仕方がなかったこと… -
100にんのサンタクロース
100人のサンタが力を合わせ クリスマスの準備に大忙し ささいなことがきっかけで始まった夫婦げんか。もともと口数の少ない亭主ですが、ダンマリを決め込み、私は噴火する一方。敵は喜怒哀楽をめったに表さない人で、感情が読みに… -
あたまにつまった石ころが
好きを見つけること、夢を持つこと 一つのことをやり続けること 授業中も休み時間も魚の絵を描いていたというさかなクン。「絵はすばらしいけれど、勉強もするようにしてください」と担任から言われたお母さんは、「あの子は魚と絵が… -
しずかなおはなし
読み手は黒子に徹し、 聞き手にお話を楽しんでもらう 「ちっとも静かなお話じゃないわ!」。『しずかなおはなし』(出版=福音館書店、文/サムイル・マルシャーク、絵/ウラジミル・レーベデフ、訳/うちだりさこ)を読み終えた私に… -
だってだってのおばあさん
5歳ならなんでもやれる 好奇心や感性まで老いる必要はない 「待機児童はいないけれど待機老人がいっぱい」という和歌山県某市在住のYさん、家の隣の階段にポケモンが現れ、固定電話や携帯が通じにくくなって初めて、「ポケモンGO… -
おばけでんしゃ
さりげなく関わりながら クラスみんなで絵本を楽しむ お化けプロデューサーだという人が、「怖がりなので、自分の作ったお化け屋敷は怖くないですが、他人の作ったお化け屋敷は怖いです」とテレビで話していました。 “なんや怖いの… -
エンソくんきしゃにのる
エンソくんと一緒に 初めての汽車の旅を! 「ほげた駅」にやってきた男の子、エンソくん。手にはトランクを持った旅支度。田舎のおじいさんのところへ遊びに行くので、今日、初めて一人で汽車に乗ります。 緊張した顔で雑踏の中を歩… -
雨、あめ
雨の日のうれしい発見 雨音さえ聞こえてきそう 雨の日の外出は気が重いものです。自由業の特権は定時出社がなく拘束時間も少なく、時間調整をできることですが、お天気だけは何ともしがたく、「なんでこんな雨の日に打ち合わせが」と…