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治療の最前線! 専門医に聞く
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治療の最前線! 専門医に聞くvol.17
再発・再入院を防ぐ
心臓血管リハビリテーション循環器内科では、心筋梗塞や狭心症、心不全などの心臓疾患、腹部大動脈瘤(りゅう)や下肢へいそく性動脈硬化症などの血管疾患の治療にあたります。同時に、予後の改善や疾患の再発を防ぐため、運動療法や栄養指導、患者さんに病気につい… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.16
日本で最も多い大腸がん
定期的な検診で見逃さないで今、国内のがん罹患(りかん)数で最も多いのが大腸がんです。死亡数も、男女とも上位となっています。早期では自覚症状がなく、見過ごされることが多いのですが、早期に発見し、治療を始めれば完治する確率も高く、治療の負担も少なくな… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.15
膝の痛み、そのままにしないで
症状が進行しない生活を60歳を超えるころから、膝や腰に痛みがある人が増えてきます。膝の場合、その多くは変形性膝関節症で、悪化すると歩いたり、しゃがんだり、座るといった日常生活の動作に痛みが生じるようになります。 変形性膝関節症は、加齢や膝関節… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.14
がん検診は定期的に
自覚症状なく、早期発見がカギ当院の内視鏡センターでは、胃・食道・大腸の早期がんの早期発見と、治療に重点を置いています。コロナ禍の検診控えが心配されていますが、最近は、やはり消化管でも、進行したがんが見つかるケースが少し増えているように感じます。 胃… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.13
水分のとり方、間違っていませんか
水中毒・ペットボトル症候群に注意水分をとることは熱中症予防に有効ですが、人の身体が1度に摂取できる水分はコップ1杯(200ml)程度。例えば500mlの水を一気に飲むと、体内に吸収できない分は汗や尿となり体外に出ます。普段の生活なら1〜2時間に1回、運… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.12
女性に多い足のむくみ
下肢静脈瘤は重症化する場合も女性に多い「下肢静脈瘤」は足の血管(静脈)の病気。血液を下から上に戻す弁が壊れ、血液がたまってしまって、足がむくんでだるくなったり、こむら返りなどが頻繁に起きたりします。 特に命にかかわるような病気ではないので放置しがち… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.11
関節リウマチは早期に治療開始を
関節の破壊・変形が進むのを防ぐ関節リウマチは自己免疫異常の疾患で、日本の有病率は0・5〜1・0%、100〜200人に1人はいるとされ、意外と多い病気です。40代の中高年の女性に多いですが、今年4月当院に開設したリウマチ・膠原(こうげん)病科では高齢患… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.10
大切な腎臓を守るためには
食事や運動など生活習慣の改善を腎臓には、①血液をろ過して老廃物を取り除き、尿を作る②体内の水分やナトリウム、カリウムなどの電解質を一定に保つ③赤血球を作るホルモンや血圧を調整するホルモンを分泌したり、ビタミンDを活性化させ骨の代謝を助け… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.9
予防と薬で治療を
慢性閉塞性肺疾患(COPD)「慢性気管支炎」「肺気腫」と言われていた疾患が、現在の「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」で、予防と薬で治療できる“肺の生活習慣病”です。日本の40歳以上の8・6%、約530万人の患者がいるといわれ(2001年)、そのうち治… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.8
命に関わる病気になる前に治療を高血圧症は、気付いていない人も含めると、全国で4000万人もいるといわれるほどありふれた病気で、痛みなどの症状があるわけではないので、つい見過ごしてしまいがち。しかし、高血圧を放置すると、心不全や心筋梗塞、脳卒中などを引…