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ことばで広がる絵本の世界
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ことばで広がる絵本の世界 「どしゃぶり」
ぼくのところに あめのこえが ふってくる。 雨の日のお出かけって、ゆううつですね…、大人にとっては。子どもにとっては、雨だって遊び道具です。けっとばして、とびはねて、おでこに、手のひらに雨を受け止めて。おにごっこ… -
ことばで広がる絵本の世界 「バルバルさん」
どうぶつのとこや バルバル とこやのバルバルさんのところに、ある日突然やってきたのは、もじゃもじゃのたてがみのライオン! バルバルさんは驚きながらも丁寧にたてがみを切りました。その後もワニやヒツジなど、次々に動物のお… -
ことばで広がる絵本の世界 「さくららら 」
わたしがさく日は わたしがきめる チシマザクラという桜をご存じですか? 5月に花を咲かせる北海道の桜で、本州の桜とはその姿も、咲く時期も違います。今はまだ、雪の中で眠っている頃でしょう。 この絵本では、そんなチシマ… -
ことばで広がる絵本の世界 「おめでとうかいぎ 」
ありがとうのさようなら ゆうきくんは、もうすぐ小学1年生。でも、不安でなかなか眠れません。すると、ゆうきくんの通園バッグが現れて、「おめでとうかいぎ」が開かれました。産まれた時に着た服、哺乳瓶、初めて履いた靴。ゆう… -
ことばで広がる絵本の世界 「おおさむ こさむ 」
でてこい でてこい ゆきぼうず おおばあちゃんにマントを作ってもらったキツネの「きっこ」と、イタチの「ちい」と「にい」。ゆきぼうずが出ると言うおおばあちゃんの心配をよそに、きっこたちはそりすべりに出かけます。山ではゆ… -
ことばで広がる絵本の世界 「よるくま 」
おまえは あったかいねえ 夜中にやってきた、かわいいくまのこ「よるくま」。「ぼく」はよるくまのお母さんを一緒に探しますが、どこにも見つかりません。泣き出したよるくまの涙でまわりが真っ暗になった時、現れた流れ星の先に… -
ことばで広がる絵本の世界 「しずかなおはなし 」
そっと そっと そっと…… 「ちいさな こえで よむ おはなし。そっと そっと そっと……」で始まる、ハリネズミの家族のおはなし。真夜中の小道のお散歩で、オオカミに見つかった父さん、母さんは針を逆立て、まりのようにま… -
ことばで広がる絵本の世界 「はるとあき 」
いつか おあいできる ことを 春夏秋冬、季節が巡る中で、ある時「はる」は「あき」に会ったことがないと気付き、手紙を書くことにしました。はるが桜の花について書けば、あきからはコスモスの花を伝える返事が届きます。あきのこ… -
ことばで広がる絵本の世界 「あさになったのでまどをあけますよ 」
だから ぼくは ここがすき 朝、世界のあちこちで子どもたちが窓を開けます。窓の向こうに見えるのは、雄大な山やにぎやかな街など、さまざまな景色。でも、子どもたちにとってはそれがいつもの風景で、だからこそ「ここがすき」と…