近畿大学附属和歌山 高等学校・中学校

好奇心が勉強意欲を高める
知識をどう使うかが応用力に

中学受験、高校受験、どちらにしても、基礎が定着しているかを確認しましょう。子どもたちは、基礎を身に付けようと、知識を頭に入れる”インプット”に力を入れがちですが、知識は使うためにあります。入れた知識を使う”アウトプット”が重要。つまり、”どれだけ覚えられたか”よりも、覚えた知識を”どう使えるか”を意識しながら、勉強を進めることで、おのずと応用力がついてきます。入試問題は、学年を超えた内容の問題が出題されますよ。例えば、4年生で習ったことと、6年生で習ったことの両方を使って考えるような問題もあります。目指している学校の入試問題を見て、単語を覚えることよりも、知識の使い方を学んでください。

また、勉強をこなすのではなく、好奇心を持って、新しい知識を求める気持ちが大切。「もっと知りたい」と思う気持ちや、新しいことを知ったときのわくわく感、驚きが勉強への意欲になり、学力にもつながると思います。皆さんも、自分の興味や関心を広げて、どんどんチャレンジしてください。

そして何より、自分の夢や目標をしっかり持ちましょう。勉強というのは、夢や目標を実現するために取り組むものです。モチベーションを維持することは大変だと思いますが、少しずつステップアップできるよう、最終的なゴールから逆算して、段階的に達成可能な目標を立てるようにしましょう。

教頭　髙山紀之さん

直撃インタビュー「和歌山信愛 中学校・高等学校」は次のページへ

• Post
•