和歌山の県立中高一貫校 県立 桐蔭中学校

和歌山の県立中高一貫校 学校紹介&教頭インタビュー
「入学者選考を振り返って」

 和歌山県立中学校では、2022年度の入学者選考を終えたばかり。今年もたくさんの小学6年生が挑みました。選考を終えた両校の教頭にインタビューしました。

県立 桐蔭中学校

桐蔭人間力を伸ばす中高一貫教育で
魅力あるリーダー的資質を培う

前身の旧制和歌山中学校創設から140余年。和歌山県立桐蔭中学校・高等学校は、改革への情熱と伝統を重んじながら、自ら人生を切り拓(ひら)くリーダー的資質を持つ人材を育てています。中学校開設は2007年。特色ある学びで得た専門的な知識・技能や興味・関心を成長させる仕組みが特徴。知識・技能の基礎・基本を習得して深化・発展させ、生徒たちが主体的に学ぶことで論理的思考力や表現力、コミュニケーション能力を育み、探究心を深めて創造力を伸ばします。

卒業後は高校普通科に進み、1年次は文系・理系の質の高い学習と、芸術や体育・文化面での教育活動で総合的教養を高めます。2年次以降は進路希望に応じた学習集団の下、切磋琢磨(せっさたくま)して、大学進学につなげます。

自立の基盤を築くキャリア教育も

桐蔭独自の教育活動として取り組んでいるのが、「桐蔭キュリオ」と「キャリア桐の葉」です。 「桐蔭キュリオ」は教科の枠を超えて、生活に結び付けて深く学び、新たな発想や視点を持つ力を養うことを目的に、「科学」「国際」「表現」の3領域を設定しています。

キャリア教育の中核を成す「キャリア桐の葉」は、和歌山県の自然や文化、歴史、科学技術などを学び、幅広い視野で自らを取り巻く対象を捉えます。また、教科などで学習したことを活用し、生徒自身が課題への筋道を探究。さらに、職業人からの講話や企業訪問などの経験を通し、働くことや職業の意義、勉強する理由などの考えを深め、自らの在り方・生き方に迫る“生きた”キャリア教育に尽力しています。

interview

問われていることに応えられるよう
日々のコミュニケーションを大切に

嶋田 暢也 教頭

嶋田 暢也 教頭

 適性検査の結果から、問題を読み取る力と、求められていることに沿って書く力の大切さを実感しました。指定の文字数に要約する、簡潔な文章にまとめて記述するなど、「問われていることを的確に読み取り、自分の言葉で説明できる力」が求められます。この力は、日ごろのコミュニケーションからも養われます。相手の心情を慮(おもんぱか)り、自分の知識と経験を組み合わせて、分かりやすい表現で伝えることを意識しましょう。保護者の方もお子さんの話にじっくり耳を傾け、思考力や知的好奇心を引き出し、「なぜかな?」「あなたは、どう思うの?」など、探究心を深められるような会話を心掛けてみてはいかがでしょうか。

県立 桐蔭 中学校

名称
県立 桐蔭 中学校
住所 〒640-8137 和歌山市吹上5-6-18
電話番号 073(436)7755
HP http://www.toin-h.wakayama- c.ed.jp/toinjhs/

驚きの合格率!!生徒・保護者・塾の努力の結晶です。

ちゃぁるず

子育てママ応援スペシャルちゃあるず2019年3月16日号

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