和歌山の県立中高一貫校 県立 向陽中学校

和歌山の県立中高一貫校 学校紹介&教頭インタビュー
「入学者選考を振り返って」

 和歌山県立中学校では、2022年度の入学者選考を終えたばかり。今年もたくさんの小学6年生が挑みました。選考を終えた両校の教頭にインタビューしました。

県立 向陽中学校

生徒が自ら高め合う環境を整え
国際社会に貢献する人材を育成

旧制海草中学校・向陽高等学校の歴史を背景に、一世紀以上もの伝統が受け継がれる和歌山県立向陽中学校。2004年に県内公立初の併設型中高一貫教育校として開校され、今春で19期生を迎えます。「自彊不息(じきょうふそく)」(自ら進んで努力する)や「質実剛健」「文武両道」を校訓に、「凡事徹底」(当たり前のことをしっかり取り組む)を意識し、学び合い高め合う集団づくりを基盤に学校生活を送ります。

国際社会に貢献できる真のリーダーを目指すため、教育目標は「豊かな人間性と高い知性を持つ、スケールの大きな人材の育成」。その目標に向け、「STEAM(スティーム)」「コミュニケーション」「環境」の3つのVIEW(ビュー、視野・視点)から教育を展開します。

学習の柱は独自の「VIEW」

「STEAM(スティーム)」は理数に関する系統性を重視、「コミュニケーション」は国際化や社会生活に対応する豊かな社会性を育成、「環境」は自然環境の調査や観察などから学ぶ体験型学習を整えます。中でも「環境」は高等学校環境科学科の教育課程にスムーズに接続でき、情報活用、課題設定・課題探究、ディベートの力を養います。

授業時間は、文部科学省が示す標準時数より年間100時間程度多く実施。また、週32コマの豊富な授業時数で、じっくり考え、豊かに表現できる力を育てます。体験活動や学校行事も多彩。クラブ活動や文化祭など中高合同で行われる行事も多く、学年を超えた仲間づくりの場が持たれます。国際交流も盛んで、英国、台湾、中国から生徒が来校し、互いの文化を学びます。

 

interview

学習の要・国語力を身に付ける
“知識や思考のイン・アウトプット”

樋上 睦芳 教頭

樋上 睦芳 教頭

適性検査では、問題を速く正確に理解する読解力、問われている箇所を読み取って解答へ導く思考力、要点をまとめて分かりやすく書く表現力など、全体的に国語力が求められます。向陽中学校の生徒は理数科目に重点を置いて学んでいますが、あらゆる教科の要となるのは、やはり国語力です。普段から読書をしたり、日記をつけたりして、“知識や思考のインプット・アウトプット”を行いましょう。また、コロナ禍でオンライン授業なども実施される中で、コミュニケーションの大切さを実感された方も多いと思います。保護者の方は家庭での会話を増やし、親子で一つのことに取り組むなどして、コミュニケーション力を伸ばしてあげるといいですね。

県立 向陽 中学校

名称
県立 向陽 中学校
住所 〒640-8323 和歌山市太田127
電話番号 073(471)0070
HP

http://www.koyo-h.wakayama-c.ed.jp/koyojhs/remove/index.htm

驚きの合格率!!生徒・保護者・塾の努力の結晶です。

ちゃぁるず

子育てママ応援スペシャルちゃあるず2019年3月16日号

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