和歌山市民図書館で展示、体験、語りのイベント
「世界のともだち展」開催
国々に息づく豊かな文化を感じて
24カ国の子どもの暮らしを撮影
夏休みは図書館で〝世界〞に触れてみませんか。和歌山市民図書館(和歌山市湊本町)では、展示、体験、語りの会の3つのイベントを楽しめる「世界のともだち展」が開かれています。
「インターネットの普及などで、どこの国とも簡単につながることができ、海外の人と気軽に話せる環境になっています。ですが、人々の生活の背景には、それぞれに違う風景、異なる豊かな文化が息づいていて、それが人生の土台になっていることを子どもたちに知ってもらいたい。そのきっかけになれば」と、同館司書の額田美那子さん。
展示「世界のともだちパネル展」では、偕成社が80周年を記念して刊行した写真絵本「世界のともだち」シリーズの写真パネルを展示。ルーマニア、ブラジル、モンゴル、フランス、ケニア、ネパールなど24カ国で暮らす10歳前後の子どもたちの日常をいきいきとした写真で伝えています。
次回はモンゴルの民族衣装
体験は「民族衣装を見てみよう!着てみよう!」。7月に行われたアンデスの民族衣装展示に続いて、8月25日(火)〜9月3日(木)には絵本「スーホの白い馬」に出てくるモンゴルの衣装が展示されます。また、小中学生を対象に、実際にモンゴルの長衣(デール)と帽子を試着することができます(8月25日〜27日と31日午前10時〜11時40分。各日5組。8月17日から受け付け。来館して児童室で直接申し込みを。試着する人の利用券が必要)。
さらに「語りの会」では、世界各国に伝わる昔話を紹介。ジャマイカ、ノルウェー、トリニダード・トバゴとふるさと和歌山の昔話を、お話ボランティアの「きいちご」「和歌山昔話を語る会」と同館職員が語ります。外国語で歌う手遊びや、ペープサートも(下記参照)。
問い合わせ | 和歌山市民図書館 |
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電話 | 073(432)0010 |
世界のともだちパネル展
9月15日(火)まで
3階ステンドグラス前ホール
午前10時~午後5時半
民族衣装を見てみよう! 着てみよう!
8月25日(火)~9月3日(木)
1階児童室
午前10時~午後8時(最終日は正午まで)
世界の昔話語りの会
8月22日(土)
和歌山の昔話「まんじゅう代もってこい」など
8月23日(日)
ジャマイカの昔話「アナンシと五」など
8月26日(水)
ノルウェーの昔話「三びきのやぎのがらがらどん」など
8月30日(日)
トリニダード・トバゴの昔話「ヤギとライオン」など
各日午後2時半~3時 1階児童室和室