和歌山市保健所だよりvol.67
大腸がん検診を知ろう
40歳以上の人は毎年受診を
- 2025/1/23
- みんなの健康
- 和歌山市保健所だより
和歌山市では、職場などで受診する機会がない人を対象に、胃がん・肺がん・大腸がん・子宮頸(けい)がん・乳がんの5つのがん検診を実施しています。これらの検診は、定期的に受診することで、死亡率が減少するという科学的根拠が証明されています。
今回は、大腸がん検診についてです。和歌山市の大腸がん検診は、40歳以上の人を対象に2回分の便を採取し、便に血が混じっていないかを検査する「便潜血検査(2日法)」です。通常、便潜血は微量で目には見えません。また、がんは出血するときもあれば、しないときもあるため、2日分の便を採取します。
検診の結果が「要精密検査」と判定された場合は、必ず医療機関を受診してください。大腸がんは毎日出血しているわけではありませんので、1日分でも陽性となったら、大腸内視鏡検査を受ける必要があります。大腸がんがあっても症状が出ないことはよくあります。もともと痔(じ)がある場合でも、痔が原因で出血しているのか、大腸がんやポリープのために出血しているのかは精密検査をしないと分かりません。「次の検診まで待とう」「症状がないから大丈夫」など、自己判断をせずに精密検査を受けましょう。
大腸がん検診は「便をとって提出するだけ」。和歌山市の集団検診では大腸がん検診の費用は無料です。個別検診の実施医療機関や料金などは、和歌山市保健所地域保健課☎073(488)5121まで、または和歌山市ホームページを確認してください。詳細は下記。(和歌山市保健所地域保健課)
集団検診についての詳細はこちら
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名称 | 和歌山市保健所地域保健課 |
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電話番号 | 073(488)5121 |
住所 | 和歌山市吹上5-2-15 |
営業時間 | 午前8時半~午後5時15分 |
休日 | 土・日曜、祝日、年末年始 |
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