新政権誕生!
トップが代わると、変わるアレ
自民党の総裁がようやく決定し、大きく変わろうとしている日本。新たなリーダーには国民に寄り添った政治を期待したいが、どうなることやら。同様に、TV局のトップ、つまり社長が代わると大きく変わるものがある。突然、終わる番組が出てくるのだ。特にあるのが、前社長の肝入りだという番組。定期会見で前社長がそんな発言をしたり、伝説の番組を復活させたとかいうやつだ。
今まで、その手の番組は前社長のお気に入りなので、簡単に終わらせることはできなかった。ところが、社長交代に伴い、“前のやり方ではない”と、新たな方針を印象付けるため、不調ならすぐ終了させる。社長交代から1年ぐらいが、その目途だろう。この9月にも、そんな理由で終わる番組を知っている。くしくも、今年は在阪各局のうち、KTV、ABC、YTVの社長が交代した。ここ1年で何か番組が突然、終わらないか注目してほしい。その裏に、新社長の「前のリーダーとは違うぞ!」という決意が込められているはず。同じように日本のトップも、前リーダーの悪しき政策はすぐに終わらせて欲しいものだ。
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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