和歌山の公立中高一貫校 県立 向陽中学校
- 2024/7/4
- 中学校受験
県立 向陽中学校
豊かな人間性と高い知性が光る
グローバルに活躍する国際人を育成
和歌山県立向陽中学校は県内公立初の併設型中高一貫校として、2004年に開校。1915年創立の旧制海草中学校に始まり、100余年の伝統を背景に、「自彊不息(じきょうふそく)」(自ら進んで努力する)や「質実剛健」「文武両道」の校訓の下、生徒の主体性を重視した校風が特徴。生徒たちは「凡事徹底」(当たり前のことをしっかり取り組む)を意識し、学び合い、高め合う集団づくりを基盤とした学校生活を送っています。
グローバルに活躍できる国際人を目指し、「豊かな人間性と高い知性を持つ、スケールの大きな人材の育成」を教育目標に設定。「STEAM(スティーム)」「コミュニケーション」「環境」の3つのVIEW(ビュー、視点・視野)を学習の柱に、“協働、行動、探求”に重点を置き、主体性と幅広い学力を育みます。
「STEAM」の名称はサイエンス(科学)、テクノロジー(技術)、エンジニアリング(工学)、アート(芸術)、マスマティックス(数学)の英字の頭文字から。理科系科目に重点を置いたカリキュラムで、自然科学に関する幅広い学力を育てます。「コミュニケーション」は国際化や社会生活に対応する豊かな社会性の育成を目指し、「環境」は自然環境の調査や観察から学ぶ体験型学習を整えています。中でも「環境」は、高等学校環境科学科の教育課程にスムーズに接続できる内容で、情報活用、課題設定・課題探究、ディベート力を養います。
文部科学省「SSH」の指定校
専門性が高い中高連携の授業も
授業時数は50分授業が週32コマあり、文部科学省が示す標準より年間70時間程度多く行われます。豊富な授業時数により、基礎を徹底すると同時に関心意欲を喚起させる授業内容を展開。
中高教員が連携し、専門性を生かした指導も行われており、高校教員による授業では高校で学ぶ内容を取り入れ、発展的に学習。対話を大切にして思考力・探究力・表現力を向上させるグループワークも実践しています。
23年度から5年間、文部科学省の「SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)」の第4期指定を受け、中高一貫校ならではの理数教育プログラムの開発に取り組み、主体性や国際性を兼ね備えた科学技術に強い人材の育成を目指します。
スクールライフを彩る学校行事も多彩。1年次に行われる「遠足」「交流合宿」では、6年間を共に過ごす学友との絆を深め、2年次の「体験学習合宿」では郷土・和歌山について学ぶ機会が設けられます。3年次の「修学旅行」では、山梨県清里の自然体験や東京都内の班別行動を通して、人・自然・社会と総合的に関わる実践力を体得します。
文化祭や体育大会は中高合同で行われる場もあり、世代を超えた仲間づくりの場が持たれます。部活動は多くの生徒が加入して練習や稽古に日々励み、校訓の「文武両道」を実践。23年度に全国大会で優勝した理科部をはじめ、県代表常連のクラブも目立ちます。
社会で活躍する卒業生の講演を行うなど、専門的知識や経験を得る機会を設けるキャリア学習にも力を入れています。
県立 向陽 中学校
名称 | 県立 向陽 中学校 |
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住所 | 〒640-8323 和歌山市太田127 |
電話番号 | 073(471)0070 |
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