和歌山の県立中高一貫校 県立 桐蔭中学校

和歌山の県立中高一貫校 学校紹介&教頭インタビュー
「入学者選考を振り返って」

 今年もたくさんの小学6年生が挑んだ県立中学校の入学者選考。選考を終えた向陽中学校・桐蔭中学校の教頭にインタビューしました。

県立 桐蔭中学校

自ら人生を切り拓く力を磨いて
魅力あふれる次世代のリーダーに

 前身の旧制和歌山中学校の創設から145年。和歌山県立桐蔭中学校・桐蔭高等学校が教育指針に掲げるのは、改革への情熱と伝統を重んじる心と、自ら人生を切り拓くリーダー的資質を持つ人材の育成です。
 中高一貫教育の特色ある学びで得た専門的な知識・技能や興味、関心を成長させる仕組みが特徴。知識・技能の基礎・基本を習得し、深化・発展させ、主体的な学びを通して、論理的思考力や表現力、コミュニケーション能力を養い、探究心や創造力を育みます。

 卒業後は高校普通科に進み、1年次は文系・理系の質の高い学習と、芸術や体育・文系面の教育活動で総合的教養を身に付けます。2年次以降は、進路希望に応じた学習集団の中で、学び合いながら大学進学につなげます。

人間力を育む
独自の教育活動

 桐蔭独自の教育活動として取り組んでいるのが、「桐蔭キュリオ」と「キャリア桐の葉」です。 「桐蔭キュリオ」は教科の枠を超えて、生活に結び付けて学び、新たな発想や視点を持つ力を養うことを目的に、「科学」「国際」「表現」の3領域を設定しています。

 キャリア教育の中核となる「キャリア桐の葉」では、和歌山県の自然や文化、歴史、科学技術などを学び、幅広い視野で自分自身を取り巻く対象を捉えます。また、教科などで学習したことを活用し、生徒自身で問題解決の筋道を探求。さらに、職業人の講話や大学訪問・企業見学などの経験を通して、働くことや職業の意義、勉強する理由などの考えを深め、自らの在り方・生き方に迫る“生きた”キャリア教育にも取り組んでいます。

interview

日常の会話ややりとりの中で意識して
相手の意見をくみ取って的確に応えよう

嶋田 暢也 教頭

嶋田 暢也 教頭

 今年度の適性検査は昨年に比べてできていました。作文でも、自分の考えを明確に書けている受検者が多かったです。一方で、適性検査Ⅰの中で、問題の意図を的確に理解できていなかったのか、正答率が低くなった問題がありました。

 県立中学校の入学者選考では、思考力や判断力、表現力など総合的な力が求められます。日頃から相手の発言内容をきちんと理解するようにしましょう。また、不確かな場合は、相手に確認するようにしましょう。家庭では、「今、私が言ったことが分かったかな。あなたなりの言葉でもう一度言ってみて」と子どもに呼び掛け、自分の言葉で表現する機会をつくるといいですね。学校のグループ学習でも、ぜひ意識してください。

県立 桐蔭 中学校

名称
県立 桐蔭 中学校
住所 〒640-8137 和歌山市吹上5-6-18
電話番号 073(436)7755
HP http://www.toin-h.wakayama- c.ed.jp/toinjhs/

驚きの合格率!!生徒・保護者・塾の努力の結晶です。

ちゃぁるず

子育てママ応援スペシャルちゃあるず2019年3月16日号

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