子どもたちの憧れの存在になりたい
メディアを通じて地域貢献を発信
「ONELYSwakayama」と「ジェイコム」がスポンサー契約

和歌山市内で締結式を実施

1月18日に行われた締結式で。左から、岡本将大選手、上田頼飛代表、出口佳宏局長、山本浩太選手

和歌山市を本拠地に活動するバスケットボールチーム「ONELYS wakayama」(以下ワンリーズ)が、「ジェイコムウエスト和歌山局」(以下ジェイコム)とオフィシャルスポンサー契約を締結。ジェイコムが掲げる「あたらしいを、あたりまえに」と、ワンリーズが目指す「こどもから大人まで、健常者と障害者が共存し新たな価値を創造する」という、お互いの理念が合致することから今回のスポンサーが決定。1月18日に締結式が行われ、ジェイコム和歌山局長の出口佳宏さん、ワンリーズ球団代表兼認定特定非営利活動法人である「Оnes future(ワンズ・フューチャー)」(和歌山市)の理事長を務める上田頼飛(よりたか)さん、同チームの選手・岡本将大(まさひろ)さんと山本浩太さんが登壇しました。

 今回のスポンサー契約について上田さんは、「Bリーグを目指すことだけがメディアで取り上げられがちですが、私たちの理念は、子どもたちの憧れの存在になることです。子どもたちの将来につながるよう、地域貢献を広めていきたい」と意気込みを語りました。上田さんは選手たちと共に、地域の子どもたちとの交流会や、学校訪問などを積極的に行っています。今後、メディアを通じてジェイコムがチームを取り上げ、彼らの活動がより多くの人に広まることが期待されます。

 上田さんはデフ(聴覚障害)バスケットボール男子代表チームの元監督で、ワンリーズには聴覚障害がある選手も在籍しています。「障害者がアスリートとして活動できる環境をつくりたいと思っています。聴覚障害者がバスケットボールの試合に参加しても、聞こえないだけで何も変わりません。健常者と障害者が同じ土俵で試合に出場できる将来になってほしい」と、上田さんは強く話しました。
 地域のスポーツチームの成功には、地元の盛り上がりが大切。バスケットボールで子どもから障害者までコミュニティーへつなげる彼らの活動に、ぜひとも応援を!

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