関西のTV・ラジオ
今年の漢字は?
毎年、この時期に発表される今年の漢字。「税」「虎」とかになると予想されているが、さてはて。個人的には、「目」という漢字だろうか。年々、パソコン仕事で目がかすれており、目薬が必須アイテムとなったからだ。では、関西のTV・ラジオ業界において、ふさわしい漢字は何か…。
上がらないギャラの「値」、番組の目「減」り、など思いつくのはネガティブなものばかり。それ以外だと、「催」がある。番組とイベントを連動させようという動きがより活発になったからだ。つまりは、催し物の「催」。今までは、既存の番組やコンテンツから催し物を考えられないか、と発注があった。が、今年に入り、特に催し物ありきで、番組を企画するケースが増えたのだ。トークライブやグッズ販売、動画コンテンツなど、催し物の種類はさまざま。それら催し物でマネタイズし(いわゆるお金もうけ)、制作費に落とし込む。キー局のラジオ番組が、相次いでドームでライブやフェスなどを開催しているのも、ここ数年の動きだ。このコラムでも、何か催し物を…そんな希少なスポンサーを随時募集中です。
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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