出張サービス「てとちゃ」のプロに聞く
洗剤と道具選び、大掃除の秘訣
- 2023/11/30
- フロント特集
気持ちよく縁起のいい新年を迎えるために、大掃除は早めに。今回は、出張掃除のプロに汚れをすっきり落とすための洗剤や道具、方法について聞きました。
※「てとちゃ」について詳しくは記事下部参照
掃除の効率UP!
プロ使用の洗剤と道具5選
キッチンの頑固な油汚れ
つけ置きしてから洗浄
「まず洗剤で1本あれば便利なのが、『リンレイのウルトラオレンジクリーナー(上記道具一覧)』です。換気扇、ガスコンロなどのキッチンまわりだけでなく浴室、洗面台、ビニール壁紙ほか幅広く使えて、油汚れやこげ付き、黒ずみ、あか汚れに対応する万能洗浄剤です」と出張掃除のプロ、ココンクリーンクリエイトの西川麻友さん。
オレンジクリーナーは、有効成分の98%以上が天然由来成分、高純度のオレンジオイルが油を溶解し油汚れやこげの除去に洗浄力を発揮。環境に優しい洗剤です。
「ただし、レンジフードのフィルターやコンロのパーツなど、長い年月でベトベトになってカチカチに固まった油の汚れはすぐに洗わず、つけ置きをします。洗剤も、より強力なものを」と西川さん。ビニールのゴミ袋を広げその上に新聞紙を敷き、そこにレンジフードのフィルターなどを置いて洗剤を吹き付けて放置。そんな頑固な油汚れに西川さんが使用する洗剤は、「リンレイのウルトラハードクリーナーの油汚れ用(上記道具一覧)」です。
「強烈な油汚れやこびりついたこげに威力を発揮してくれます」と太鼓判。汚れを浮かしてからブラシ(上記道具一覧)で一掃します。
浴室掃除は
ふきんやブラシが大活躍
「浴槽に付く水あかやせっけんカスは、クエン酸が効果的。先に紹介したウルトラオレンジクリーナーは水あか除去や鏡のうろこ、タイルの汚れにも使えるタイプです。スポンジなどにスプレーして汚れを落とし、そのあとマイクロファイバーのふきんで拭いてピカピカに仕上げます」。西川さんは、魔法のクロスともいわれているマーナの掃除の達人シリーズのひとつ「ガラス・鏡ピカッとクロス(上記道具一覧)」や、「テイジンのあっちこっちふきん(上記道具一覧)」を使用しています。
「とにかく水拭きが、きれいに仕上がります。水分を固く絞り、円をえがくようにするのが素早く仕上げるコツです」とアドバイス。
また、浴室では洗面器やイスの裏がヌメヌメしたり、壁や浴槽のふたにピンクかびや黒かびが発生していませんか。
「かびには『花王のキッチン泡ハイターハンディスプレー』や『ハイター強力カビハイター』『カインズのカビ取りジェル』など、かび取り専用の洗剤を使って、放置してから一掃を」
また、「パッキンやタイル目地は、かための溝用ブラシ(上記道具一覧)でかびをかき出すこと。ブラシのなかにはいろんな形状に対応できるものもあり、用途によって使い分けましょう。ブラシは100円ショップで手軽に購入できます」
洗剤をシャワーで流したあとは、水きりヘラ(上記道具一覧)で壁の水分を飛ばしてからふきんで拭き取りを。
また、換気扇のカバーは、外してほこりを取って、から拭きをします。
かび取り洗剤を使うときにはしっかりと換気を行うことが大事です。
尿石、黄ばみ、におい
酸の力で分解
こまめにトイレ掃除をしていても尿の飛び散りで、尿石ができ、においの原因になっています。「尿石は尿に含まれるカルシウムが石のように固まって、こすっただけではなかなか落ちません。尿石、黄ばみ、水あかの汚れは、酸性の洗剤で落とします」。そこで西川さんがトイレ便器(陶器)用に使っているのが、「キンチョーのサンポール」です。
便器内や便器のふち裏などに、サッとかけて数分後にブラシでこすって流します。特殊タイル、金属製品、大理石(人造含む)は変色する場合があるので注意を。
※サンポールなど酸性タイプの洗剤は、塩素系の製品と一緒に使うと危険です。使用時はゴム製の手袋、柄が付いたブラシを使用し、子どもの手が届くところには置かないなど、ほかにも洗剤を使う場合は、必ず使用上の注意を確認してください
今年こそ、新年をピカピカで迎えよう
プロに任せるなら早めにチェック
不快なにおいがしたりかびが見えたら
プロに依頼するサイン
「ご自分でできるエアコン掃除は、フィルターの清掃と拭き掃除、室外機のお手入れです」とエアコンクリーニングのプロ、坂本孝利さん。手順について次のように話します。
エアコンの本体カバーを開けていきなりフィルターを外すと、ほこりが飛び散るので、外す前にまずは掃除機でフィルターの汚れを吸い取ってください。
フィルターを取り外し、付着しているほこりを表側から掃除機をかけます。裏側から吸い取ると、ほこりがフィルターの目に詰まります。
次にフィルターを裏側から水洗いし、陰干しするか乾いたタオルで水分を拭いて乾かします。 吹き出し口は柄の長いヘラでふき取るのがよいそうです。
「室外機は雨や砂ぼこりで汚れやすく、放置するとたまったごみが原因で故障を引き起こすことがあります」と坂本さん。外カバーの汚れをほうきで払い落してから雑巾でふき取ります。
エアコンから不快なにおいがしたり、少量でもかびの汚れがあれば、内部に汚れがたまっているサインです。さらに暖房の効きが悪い場合は、エアコンクリーニングのプロに任せるタイミングです。プロの技術で、長年蓄積した汚れをきれいに。
畳の目に沿って掃除 から拭きがポイント
新年を前に張り替えチェック
「畳は生きています。イグサは呼吸しているんです。普段のお手入れで畳を元気できれいにして欲しいです」と1級技能士の畳職人・福田知弘さん。
「畳のお手入れでは、かび取りや漂白剤、重曹でのふき取りは畳の変色につながったり、シミになることもありますので使用しないでください。また、ロボット掃除機はほこりを吸い取れますが畳を傷つけてしまうこともあります」。畳の掃除について「畳の目に沿って掃除機やほうきを使ってください。掃除機を何度も往復させるのではなく、ゆっくり丁寧にを心がけて。最後は乾いた雑巾で拭いて掃除は完了です」と福田さん。
畳が日差しで変色したり、黒かびが広がっていたりする場合は畳の新調や表替え・裏返しなどの検討が必要になります。新年を前に「畳の張り替えチェック」をしてみませんか(下記参照)。畳の張り替えは確かな技術を持ったプロに任せるのがおすすめです。
畳張り替えチェック
❶畳表が衣服につきませんか
❷畳にくぼみがありませんか
❸畳表に破れやこげなどはありませんか
❹畳と畳のすき間はありませんか
❺畳表の色が濃い茶色になっていませんか
❻畳表にシミなどはありませんか
❼畳がしめっぽく、かびくさくないですか
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