自衛隊和歌山地方協力本部(和歌山市築港)で、10月30日に「女性公務員意見交換会」が開催。和歌山県内で活躍する警察・消防・海上保安部・税関・刑務所・自衛隊の6機関に勤務する女性が集まりました。公安系公務員としては少数派の女性に焦点を当て、業務内容や労働環境などの情報を共有する目的で実施。前半は志望動機や業務経験などの自己紹介、後半は「家庭との両立について工夫していること」「女性の昇任」についてなど、意見を述べ合いました。
子育てをしながら救急隊員として24時体制での勤務した経験のある、和歌山市消防局の松田由香里さんは、「育児休業で現場を離れることが怖かった。子どものいる女性が、職域を拡大したり、昇任することは難しいのが現状」などと話しました。また、救急搬送時の点滴、モールス信号、護身術など各機関ならではの特技を披露。会場には笑い声が響き、和気あいあいとした雰囲気でした。
自衛隊和歌山地方協力本部の石橋さなえ一等陸曹は、今回の意見交換会について、「私たちそれぞれが所属する組織で、女性が活躍しやすい環境をつくるきっかけになれば」と話します。
「制服ファッションショー」モデル募集
12月2日(土)には「わかちか広場」で「和歌山公務員合同イベント」が開催されます。午前11時と午後2時には、プチ制服ファッションショーがあり、モデルとして参加する学生を募集。警察、消防、税関、刑務所、自衛隊の制服を身にまといランウエーを歩いてモデル気分を味わいませんか? モデル参加希望者は、メール(recruit1-wakayama@pco.mod.jp )に必要事項を記入して申し込んでください(応募者多数の場合は抽選)。募集要項など詳細は自衛隊和歌山地方協力本部ホームページ(https://www.mod.go.jp/pco/wakayama/)で確認を。
お問い合わせ | 自衛隊和歌山地方協力隊本部 073(422)5116 |
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