ことばで広がる絵本の世界
「14ひきのおつきみ」
- 2023/8/31
- 子育て・教育
- ことばで広がる絵本の世界
でた、でた。
おつきさんが でたよ。
今夜は十五夜。ネズミの兄弟たちは、木に登ってはしごを掛けて、木の枝を切ってひもでしばって、何かを作っています。みんなで力を合わせて作っていたのはお月見台でした。お月見台ができると、家族でお供え物を並べて、月が昇ってくるのを待ちます。お月見台から見た夕焼けや満月の光はとても幻想的で、ネズミの家族は月とそのやさしい光、実りに対して「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるのでした。
家族でお月見をしたくなる、そんな一冊です。
和歌山県立図書館
副主査司書・炭谷早紀
絵本 | 14ひきのおつきみ いわむら かずお/作(童心社) |
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