沖合300メートルから打ち上げ、迫力満点
今年は、4年ぶりに開催が決定! 和歌山市の夏の風物詩、「港まつり花火大会」が7月23日(日)午後8時~9時(予定)、和歌山港の中ふ頭(万トンバース、和歌山市西浜)で行われます。
1953年に始まり、今年で第71回を数える「港まつり」。例年、約3000発の花火が和歌山港から打ち上げられ、多くの人でにぎわうイベントです。「港の安全と発展を祈願するとともに、港に関心を持ってもらおうと始まった花火大会で、長い歴史があり、たくさんの人たちに親しまれてきました。コロナ禍で、ここ3年は残念ながら中止せざるを得ませんでしたが、今年は4年ぶりに開催でき、私たちも大変うれしく思っています」と話すのは、「港まつり実行委員会」の平井隆さん。
今年も、大小合わせて総数約3000発の花火の打ち上げが予定されています。最初は単発の花火がぽっかりと夜空に浮かんでいき、やがて、色とりどりの小花が一斉に開く仕掛け花火が夜空を染め上げ、フィナーレを飾るのはまぶしいほどの「スターマイン」と多彩な打ち上げの連発。港の沖合約300メートルの台船から打ち上がる花火の数々は迫力満点で、現地で観覧すると、手が届きそうなほど間近に迫る花火に圧倒されます。
「伝統ある港まつりは、和歌山県、和歌山市当局や、和歌山商工会議所、協賛企業、個人協賛いただいた方々に支えられてきました。また、翌日にも多くのボランティアの皆さんが清掃を行ってくれています。こうした支援があってこそ、今年もこうして開催できます。改めて感謝申し上げます」と、平井さん。「花火大会を安全に開催するため、事故防止対策などにかかる費用は年々増加しており、今後の運営も非常に厳しい状況が見込まれます。引き続き、支援を募っています」と呼びかけます。
同実行委員会は、和歌山市役所商工振興課で個人協賛を受け付けています(1口2000円)。1口につき1枚の「個人協賛エリア」の招待券が進呈。開催当日、花火打ち上げ場所の正面に設けられたエリアから観覧できます(大人1人につき小学生未満1人同伴可、エリア内に椅子なし)。
港まつり当日は、会場付近で交通規制もあり(午後5時~11時の予定)。会場付近に駐車場はないため、公共交通期間で来場を。雨天の場合は26日(水)に順延。
お問い合わせ
港まつり実行委員会(和歌山港振興協会) | 073(432)3116 |
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港まつりのホームページ | http://w-hanabi.com/ |
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