ことばで広がる絵本の世界 「あるあさ、ぼくは…」
- 2023/6/1
- 子育て・教育
- ことばで広がる絵本の世界
ぼくは ぼくらしく
ある朝、ぼくは小鳥をおっかけていたねこのビディーとそっくりな歩き方をまねします。次はおんどりのコッキィの歩き方、ぶたのパールは“いねむりぎょうずい”、うさぎは跳ねて、かめは…? 自然の中で次々と出合う動物たちのまねをしていきます。
でも、最後は誰のまねでもなく、「ぼくは ぼくらしく」走るのです。その理由は…絵本を開いて確かめて! 動物と触れ合う子どもらしい日常の一コマをモノクロで描いた著者独特の世界をゆったり味わってほしい一冊です。
和歌山県立図書館
副主査司書・坂口佐知子
(日本図書館協会認定司書)
絵本 | あるあさ、ぼくは… マリー・ホール・エッツ/作 まさきるりこ/訳 (好学社) |
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