皆さんは日本人の死因の約6割が生活習慣病であることを知っていますか。生活習慣病は初期には自覚症状がなく、気付いたときにはすでに症状が進行しているというケースも少なくありません。そこで有効なのが健康診断(健診)です。受診することで、病気の早期発見や重症化予防、自身の健康状態を把握することができます。
しかし、全国健康保健協会(協会けんぽ)和歌山支部の健診受診率は、53・8%で全国38位と低い結果となっており、和歌山県全体で健康増進に向けた取り組みを進める必要があります(2021年度実績)。
そのため、協会けんぽは取り組みの一環として、皆さんに年に一度の「健診受診」を推奨しています。病気になると、治療に多くの時間とお金がかかります。毎年健診を受診すれば、早期に病気の発見や予防ができるので、将来的な家計の負担軽減にもつながります。
協会けんぽの健診は生活習慣病の予防を目的とした健診で、健診費用を協会けんぽが補助するため、お得に健診を受けることができます(下記参照)。今は健康だから大丈夫と思っている人も、継続して健康でいるために、必ず年に一度、健診を受けましょう。(全国健康保険協会和歌山支部保健グループ)
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