日本テレビの番組から
男が学ぶべきモノとは!?
10回目となるこのコラム。だから、と言うわけではないが、10チャンネル・読売テレビのキー局である日本テレビの高視聴率の謎に迫りたい。
昨年の年間視聴率で1位となった日本テレビ。その好調な理由として、一つにダイナミックな企画力が挙げられる。例えば、日曜の「鉄腕DASH」「イッテQ 」などは良い例だ。無人島を開拓しよう!やエベレストに登ろう!と豪快な企画を打ちたて、そこにTOKIOや芸人のタレント力が相乗効果となり、多くの視聴者をひきつけている。もう一つ、情報番組のスタジオも注目したい。「ZIP」「スッキリ」「ZERO」を通して見ると、色鮮やかで白色を上手く使っているように思う。主婦層にとって重要な清潔感がある印象。さらに、どの番組も我慢強く続け、視聴習慣をつけていることも大きな要素としてある。その影響は準キー局・読売テレビにも及び、軒並み番組は好調だ。豪快で、清潔感にあふれ、我慢強い。なんだかモテる男性の要素がすべて詰まっているような気もするが…それが女性視聴者の心をつかむのかもしれない。
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「関西情報ネットten!」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」などの番組構成を担当中。
※次回は3月14日号に掲載
関連キーワード