観光庁の支援事業で新商品誕生!
紀の川フルーツの魅力を ギュッと詰め込んで
- 2022/12/1
- フロント特集
百貨店と行政がタッグを組んで
魅力ある新商品を開発
新型コロナウイルスの影響により低迷していた日本の観光を復興させようと、観光庁が実施する「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」。近鉄百貨店和歌山店(和歌山市友田町)が同事業の採択を受け、紀の川市とタッグを組んで「紀の川市のフルーツを生かした魅力ある新商品の開発」に取り組み、新たな3つのオリジナル商品と、従来商品に紀の川市産のフルーツを取り入れた3つのコラボ商品が誕生しました(下記参照)。
同店は、この春、和歌山大学観光学部の学生たちと紀の川市のジェラート店「藤桃庵」と連携し、紀の川市の果物を使ったジェラートを開発、販売。また、同店地下1階の食品フロアには県内の特産・土産品を集めたコーナー「紀州路」を設け、日頃から地域活性に役立つ商品販売に力を入れてきました。
こうした実績により、今事業では“フルーツ王国”と売り出す紀の川市と連携。「一年中フルーツが楽しめるという強みを生かしたまちづくりに取り組む中で、紀の川市に着目してもらえるのはうれしい」と話すのは、紀の川市観光振興課の熊城崇課長。「ブランド力や発信力がある百貨店と連携できる貴重な機会。県内外に紀の川市のフルーツのおいしさを知ってもらいたい」とも。
「商品開発には地元店舗に協力を呼びかけました。その成果をお披露目する販売期間を設け、今後も紀の川フルーツを取り入れた商品が各店で定番化するきっかけになれば」と、同店食料品課の寺岡正博係長は願いを込めます。誕生した6つの商品を含め、紀の川市の特産を集めた「紀の川フルーツフェア」が12月7日(水)~13日(火)に同店で開催(詳細2面参照)。また、実際に紀の川市を訪れる「いちご狩りイベント」の企画も。
この事業でどんな新商品が誕生したのか、紹介しましょう。
新商品
乃が美
フルーツミックスサンド(1個680円)
イチゴサンド(1個680円)
ホイップサンド(1個450円)
“和歌山のおいしさ”再発見!
新商品
スタンドバイユー
カヌレ「みかんショコラ」
(みかんショコラを含む8個入り 1300円)
コラボ
青木松風庵
まりひめのプレミアム苺大福(1個400円)
新商品
泉北堂
極いちごあんぱん(1個351円)
紀の川フルーツ観光局
桃のはんどくりいむ(880円)
ひとくちフルーツ羊羹
(はっさく・いちご・もも 各290円)
コラボ
蕾(つぼみ)
フルーツ大福(各種300円から)
コラボ
サブール
エルドベール
(ホール4号3850円)
藤桃庵
(和歌山大学観光学部×藤桃庵×紀の川市×近鉄百貨店和歌山店)
藤桃庵の贅沢フルーツジェラート
(1個380円)
紙面で紹介した、オリジナル新商品が一堂に集まるほか、和歌山のお土産品がそろう「紀州路」コーナーには、「観音山フルーツガーデン」(紀の川市粉河)のジャムやドライフル―ツが出品。リカーショップには、「九重雜賀(さいか)」(紀の川市桃山町元)の日本酒・リキュールも並びます。
営業時間 | 午前10時~午後7時(13日は6時半まで) |
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開催場所 | 近鉄百貨店和歌山店地下1階イベントスペース④(駿河屋善右衛門裏)と「泉北堂」「青木松風庵」「サブール」「紀州路」「リカーショップ」の各店舗 |
お問い合わせ | 近鉄百貨店和歌山店 073(433)1122 |
いちご狩りに出かけよう!(参加費無料!)
めっけもん広場から北へ約200m、今年1月に誕生したいちご狩りの新スポット。“まりひめ”の食べ頃をもぎ取って、その場で味わえます。「紀の川フルーツフェア」で買い物をした人を対象に抽選でペア10組20人が無料で招待されます。
開催日 | 来年1月29日(日)午前10時現地集合 |
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開催場所 | JA紀の里いちご農園(和歌山県紀の川市豊田413-2) |
応募方法 | 紀の川フルーツフェア対象商品2000円以上の買い物をした人に応募用紙が配布されます。 「いちご狩り」参加希望者は、必要事項を記入して、フェア会場に設置されている応募箱へ ※当選者には近鉄百貨店和歌山店から連絡があります |