和歌山市保健所だよりvol.42
9月はがん征圧月間
自覚症状がないときこそ、定期受診を
- 2022/8/25
- みんなの健康
- 和歌山市保健所だより
日本人の2人に1人が生涯で一度はかかるといわれている「がん」。全国に支部を持つ「日本対がん協会」が、1960(昭和35)年から毎年9月を「がん征圧月間」と定め、がんとその予防についての正しい知識の徹底と早期発見・治療の普及に努めています。
がん検診は、自覚症状がないときに定期的に受け、がんを早期に発見することにより、死亡率を低下させることが目的です。コロナ禍であっても、身体のチェックは大切。今回は、9月以降の和歌山市のがん集団検診について説明します。
「乳・大腸がん検診」は毎月、市内の保健センターや和歌山ビッグ愛(和歌山市手平)を会場に実施しています(土曜の午前中もあり)。「胃・大腸がん検診」は9月〜11月、地区の施設などで行います。肺・大腸・乳がんの3つの検診が受けられる「夜間がん検診」は、9月21日(水)と来年3月を予定。9月分の申し込みは7日(水)まで受け付けています。また、「セットでがん検診」は、胃・肺・大腸・乳がんの全てを受診できる検診。市内の保健センターや和歌山ビッグ愛を会場に来年1月以降を予定しています。
集団検診は、人数制限や時間指定、体調確認など感染症予防対策を行いながら実施しています。日程などの詳細は、順次『市報わかやま』に掲載していますが、都合が合わない場合は、医療機関で検診を受けることもできます(個別検診・和歌山市ホームページに掲載)。
ただし、風邪症状がみられる場合は検診を延期するなど、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にご協力をお願いします。「また来年」などと先延ばしをせず、自身の状況がやや落ち着いたときに、検診を受けてくださいね。
(和歌山市保健所地域保健課)
名称 | 和歌山市保健所地域保健課 |
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電話番号 | 073(488)5121 |
住所 | 和歌山市吹上5-2-15 |
営業時間 | 午前8時半~午後5時15分 |
休日 | 土・日曜、祝日、年末年始 |
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