施設や住宅の庭の設計・植栽を手掛け、樹木ショップも展開する「RatGarden(ラットガーデン)」(紀の川市桃山町)の大西清悟さんに、おうちの庭をステキに彩るアドバイスをしてもらいました。
大西さんがすすめるのは、「オージープランツ」と呼ばれるオーストラリア原産のワイルドフラワー。ネーティブフラワーともいわれ、手入れが簡単で存在感抜群。バンクシア、プロテアなど初夏から秋にかけてエキゾチックな花を咲かせます。暖かい日なたを好み、室内より室外、地植えより鉢植えの方が育てやすいそう。「部屋のインテリアとして見て楽しむ観葉植物と違い、育てて花を咲かせる楽しみも。人が喉がかわいたら水を飲む、寒かったらコートを羽織るのと同じように、環境に合わせて大事に育てると翌年も開花します」と。生花を楽しんだ後は、乾燥させてドライフラワーにすれば、“お花のある暮らし”が日常に。
昨今、ワイルドフラワーの人気が上昇中で品薄の品種もあるようですが、紀の川市桃山町は日本有数の植木の産地。生産もスタートしています。「庭のイメージや環境に合ったものを提案いたします。気軽に相談してください」と大西さんは話していました。
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