ボウリングは自分との戦い
メンタルを鍛えて集中力アップ
男女問わず、手軽なレクリエーションとして人気の“ボウリング”。スポーツとしても、子どもから高齢者まで幅広い年齢層が参加できる競技として支持されています。
この競技で活躍が期待されるのが、アマチュアボウラーの垣添巳奈選手。小学3年生の時、両親に連れて行ってもらったボウリング場でストライクを出し、ピンを倒すおもしろさを知りました。「ストライクの弾けるような音が好きで、その音が聞きたくて何度も投げていました」とにっこり。
毎週通ううちに、和歌山県ボウリング連盟の西田 一善さん(現会長)にクラブに誘われます。
垣添選手の持ち味はスピード。調子が良いときの球速は約25キロも出ます(一般的に球速20キロ以下)。一方、現在の課題について聞くと、「体力面やメンタル面など、まだまだ国体に向けてがんばらないといけない課題がいっぱいです」とのこと。
整骨院での仕事を終えてから、練習に励む日々。6ゲーム以上の投球練習を行い、フォームやコントロールを調整します。
垣添選手の自己ベストは、パーフェクトの300点。ですが、時に100点代という苦しい場面に陥ることも。「他の競技も一緒ですが、体調や精神状態によって、コンディションは常に変わります。調子が悪いときは、それなりに点数をキープしないと上にはいけません。個人競技なので、常に自分自身との戦い。技術はもちろん、メンタルも鍛えて、集中力をアップさせていきたいです」
最後に、わかやま国体に向けて抱負を語ってくれました。「残り8カ月。技術の向上、練習への取り組み方など、悔いの残らないようできることをやり、万全の状態にして挑みたいです。和歌山県に恩返しするために、良い成績を残せるようがんばります! 」
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