和歌山の県立中高一貫校 県立 向陽中学校
- 2021/7/9
- 中学校受験
豊かな人間性と高い知性を育み
国際社会に貢献する真のリーダーへ!
和歌山県立向陽中学校は県内初の併設型中高一貫教育校として2004年に開校されました。その歴史は、1915年に創立された旧制海草中学校に始まります。百余年の伝統を背景に、建学以来の精神が受け継がれ、自ら勤めて励む「自彊不息(じきょうふそく)」「質実剛健」「文武両道」を校訓に、生徒の主体性を重視した活気あふれる校風が特徴。中高6年間を通して、凡事徹底(当たり前のことを当たり前に)を大切に、生徒たちは互いに学び合い、高め合う集団づくりを基盤とした学校生活を送っています。
同校の教育理念は「豊かな人間性と高い知性を持つ、スケールの大きな人材の育成」。未来を切り開く資質や能力、課題を発見・探究して主体的に判断できる行動力、理科・数学の確かな力、国際化に対応できる実践的なコミュニケーション能力、これらを養う教育環境を整え、国際社会に貢献できる真のリーダーを育みます。
学習の柱は、理数に関する系統性を重視した「サイエンス」、国際化や社会生活に対応する豊かな社会性の育成を目指す「コミュニケーション」、自然環境の調査や観察などから学ぶ体験型学習「環境」の3つのVIEW(ビュー、視点・視野)。 “協働・行動・探究”に重点を置き、主体性と幅広い学力を育みます。中でも、「環境」は高等学校環境科学科の教育課程にスムーズに接続できるカリキュラム内容で、情報活用、課題設定・課題探究、ディベートの力を養います。
豊富な授業時数や学校行事
部活動では「文武両道」を実践
授業時間は、文部科学省が示す標準時数より年間120時間多く実施。基礎を徹底し、関心意欲を喚起して、学び合いの中で思考力や表現力を鍛えます。高校教員による授業など中高が連携し、専門性を生かした指導も特徴です。また、2017年から5年間、文部科学省の「第3期SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)」指定校として中高一貫校ならではの理数教育プログラムの開発に研さん。主体性や国際性を備え、科学技術に強い人材の育成を目指しています。
学校行事は多種多様。1年次の「交流合宿」、2年次の「体験学習合宿」、3年次の「修学旅行」では、体験活動を通し、人・自然・社会との関わりを学びます。文化祭や体育大会では中高合同で行われる場面もあり、世代を超えた仲間づくりの場が持たれます。
生徒会活動や部活動も活発。体育系は11、文化系は10のクラブがそろい、ほとんどの生徒が加入して、練習や稽古に日々励んでいます。県代表常連のクラブも目立ち、校訓の「文武両道」を実践。昨年度は、理科部が「ロボカップジュニア日本大会2021」の日本リーグレスキュー部門において、悲願の全国優勝を果たしました。
国際交流も盛んで、英国、台湾、中国から生徒が来校し、互いの文化を学び合います。また、社会で活躍する卒業生を招いて講演会を行うなど、さまざまな分野の専門的知識、多彩なコミュニケーションや経験を得る機会を設けています。
県立 向陽 中学校
名称 | 県立 向陽 中学校 |
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住所 | 〒640-8323 和歌山市太田127 |
電話番号 | 073(471)0070 |
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