和歌山市保健所だよりvol.30
禁煙、バランスの良い食事など
がん予防のための健康習慣
- 2021/6/24
- みんなの健康
- 和歌山市保健所だより
現在、日本人の2人に1人が、一生のうち一度はがんになるといわれています。がんによる死亡を防ぐためには、定期的にがん検診を受けることに加え、予防するための生活習慣を身に付けることが大切です。国立がん研究センターの「日本人のためのがん予防法」から、がんになるリスクが低くなるという、科学的根拠に基づく5つの健康習慣(下記参照)を紹介します。
一つ目は「禁煙」です。たばこを吸う人は吸わない人に比べて、がんになるリスクが約1・5倍高まることが分かっています。たばこを吸う本人だけではなく、周囲の人の健康も損ねます。
二つ目は「節度のある飲酒」。適用量以上の飲酒は、食道がん、大腸がんと強い関連があり、女性は男性よりも体質的に飲酒の影響を受けやすく、より少ない量でがんになるリスクが高くなります。
三つ目は「バランスの良い食事」で、減塩、野菜や果物をしっかり取り、熱すぎる飲み物や食べ物は避けるといったことを心掛けましょう。
四つ目は「体を動かす」。身体活動量が高いと、男性は、結腸・肝臓・すい臓がん、女性は、胃がんのリスクが低下します。今の身体活動量を少しでも増やすとともに、運動を習慣化させることが推奨されています。
5つ目は「太り過ぎない、やせ過ぎない」です。女性は閉経後、肥満が乳がんのリスクになることが報告されています。太りすぎに注意を。男性はBMI値(体格指数)21~27、女性は21~25の範囲になるように体重を管理しましょう。(和歌山市保健所地域保健課)
がん予防の5つの健康習慣
1、たばこを吸わない、他人のたばこの煙を避ける
2、節度のある飲酒を
3、食事は偏らずバランス良く
4、体を動かす
5、太り過ぎない、やせ過ぎない
名称 | 和歌山市保健所地域保健課 |
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電話番号 | 073(488)5121 |
住所 | 和歌山市吹上5-2-15 |
営業時間 | 午前8時半~午後5時15分 |
休日 | 土・日曜、祝日、年末年始 |
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