「やらない!」が多い子は
実はがんばり屋さん
「がんばってるね」が前進のコツ

子どもには好きなことを見つけて取り組んでほしい。そんな気持ちから、いろいろな習い事を試すお母さんは多いでしょう。小さな子は比較的興味の幅が広く、お母さんが聞くと「やる!」と喜んで取り組む子も多いものです。

ところが、ある時期から何を試しても「これ嫌」「やらない!」という反応を示すようになる場合があります。今まで楽しく何にでも取り組んでくれた子が、急にやらないと言い出すので、お母さんは反抗期かしら?と思うかもしれません。

実は急に「やらない!」と言い出すのは、比較的しっかりした優等生タイプに多いのです。上手にしたい、こなしたいという願望が強い子は、ちょっとうまくできないと失敗したと感じ、途端にやる気を失うことがあります。やるなら上手にしたい、でも、できないかも知れないという恐れが「やらない」という拒否につながるのです。

そんなとき、無理に「がんばればできるよ」などと励ますのは逆効果。このタイプの子は、普段から完璧でいようとすごく努力しています。こんなときは「がんばって」ではなく、「がんばってるね」と普段の行動を認める言葉を掛けましょう。お母さんが分かってくれていると感じることが、大きな自信につながります。昨日よりできた点などを声に出して伝えるのもOK。「昨日間違えたところができたね」など、ぜひ言葉にしてあげてください。

がんばっていることをお母さんが分かってくれていると安心し、新たな意欲が湧くでしょう。

著者むらたますみ
キッズコーチングマネジャー
監修竹内エリカ
幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長
HPキッズコーチングマネジャー
https://momsknack.com/

子育て・教育

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