ラジオに豪華ゲスト
そのタイミングとは?
コロナ禍で、その魅力が再発見されているラジオ。在宅が増え「ながら聴き」メディアのラジオが、新しい生活様式にはまったのだろう。そんな中、スペシャルウイークというラジオにとって特別な一週間をご存じだろうか。特別ゲスト登場や、豪華プレゼントがめじろ押し。これは聴取率(視聴率みたいな数字)を取りたいがためだ。ラジオはテレビと違い、キー局では年4回、在阪局では年2回程度しか聴取率を取らない。理由はただ一つ、費用の問題。放送局側が、ビデオリサーチへの調査費用を払えなくなっている現状が。かつて在阪局も年4回取っていた時期もあったが、経費削減で今や2回。中には全く集計しなくなった局もある。だからこそ、その数回を盛り上げようと、ラジオ局が大盤振る舞いなのだ。タレント同士の知られざる交遊録やディープな話など、聴いてるだけで得する一週間に。その年2回のタイミングの一つが、偶然にも6月13日の日曜日までの週。偶然にも12日の土曜日は僕の担当番組もある。偶然にもABCラジオなんかで、偶然にも聴いてもらえれば、うれしいのは必然だ。
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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