ドキドキの新学期
不安を取り除くには
オウム返しが効果てきめん
- 2021/3/18
- 子育て・教育
- "伝わる"ママの話し方
もうすぐ4月、進級・進学の季節。新しい環境に親子でドキドキしますね。このドキドキをワクワクと捉えられる子は環境になじみやすく、新しいことを楽しめます。反対に、不安なドキドキを感じる子は慎重派で、慣れるまで少し時間がかかるでしょう。不安が大きくて登園を渋る子は、ちょっと母さんを困らせます。あの手この手でなだめても通用せず、つい「大丈夫だから行くよ!」などと無理強いしてしまいがちです。
実はこんなとき、あれこれ言うよりも簡単に子どもが安心する方法があります。それが“オウム返し”です。小さな子どもは不安や心配があっても、それがどんな感情なのか自分で理解できていないことが多いものです。単に「イヤ!」の一言で表現してしまう子もいます。お母さんも心配になりますが、そんなときこそオウム返しの出番。「そう、イヤなのね」と子どもの言葉をそのまま繰り返しましょう。
お母さんの口から自分の言葉がそのまま返ってくることで「お母さんにちゃんと伝わった、分かってくれた」と子どもは安心し、少し落ち着くことができます。そこで「どうしたら行ける?」などど、前向きな質問をしてみてください。教室まで見送ってくれたら行ける、お友達と一緒なら行けるなど、自分なりの答えを教えてくれる子もいるでしょう。
ポイントは子どもの不安を「お母さんは分かっているよ」と伝えること。オウム返しは最強の共感法です。子どもの言葉を繰り返し、「分かっているよ」と伝えてくださいね。
著者 | むらたますみ キッズコーチングマネジャー |
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監修 | 竹内エリカ 幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長 |
HP | キッズコーチングマネジャー https://momsknack.com/ |
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