学校行事や通院、子どもを預けたいときに
コロナ禍による子育て世代の困り事に寄り添おうと、子育て支援や保活・再就職支援などを行うNPO法人の「ホッピング」(事務局=和歌山市雑賀町)が、「ホッピング託児費用サポート基金」を立ち上げ、3月1日から受け付けを開始しました。
昨年8月、「明治安田生命」が“地元の元気プロジェクト”の一環として、コロナ禍の影響により支援を必要とする各地域の自治体や諸団体を対象に「私の地元応援募金」の寄付を実施。同NPOはこの寄付を受け、今回の基金を企画。子どもを預けたい機会が増えた子育て家庭を対象に、託児費用の一部、または全額をサポートします。
「この一年でママたちの生活も一変しました」と話す、同NPO理事長の貫名茜さんは、昨年7月に第3子を出産。家族の面会も許されず、入院から出産、退院まで一人で病院で過ごしました。「出産も大変でしたが、妊婦健診も子ども連れで行けなくなりました。運動会や参観などの学校行事も人数が制限され、小さなきょうだいが居ても一緒に行けなくなってしまったんですね。頼れる親や親戚も高齢だったり、遠方だったりすると預けられないことも…」
貫名さんをはじめ、同NPOのメンバーは全員が子育て中のママ。皆の経験や悩みが支援のアイデアに。「これから卒業や入学のシーズン。子どもを預けなくちゃいけないことが増えると思います。その他、通院や就職活動などの機会にも利用できます」と話します。
支援の対象となるのは、和歌山市在住の未就学児をもつ保護者が今年3月1日以降に利用する託児費用で、上限5000円(1世帯1回1日分限り、勤務のための託児は不可、対象施設あり)。サポートを受けるには、託児を利用する前に申請が必要。同NPOの公式LINE(@hopping https://page.line.me/byc9803r?openQrModal=true)から「ホッピング託児費用サポート基金申請」とメッセージを送信。その後送られてくる事前申し込みフォームに入力して申請。基金が予算の上限に達し次第終了となります。
お問い合わせ先 | ホッピング |
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電話番号 | 073(425)8789 |
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