例年に比べ、寒さが厳しい今冬。家にこもりがちになってしまいますが、インテリアにグリーンがあると癒やされますよね。多彩な観葉植物を取り扱う「GAJUGAJU」(和歌山市梶取)の空間コーディネーター・松尾綾人さんに、冬の寒さに強い観葉植物や、育てる上で注意すべきことについて聞きました。
温かい場所を好む観葉植物ですが、寒さに強いものもあります。大きい順から、女性を中心に人気を集める「フィカス・アルテシーマ」、日光が少なくてもよく育つ生命力の強い「ドラセナ・コンパクター」、5度の気温でも耐えられるほど、寒さに強い「セローム」。これらは比較的育てやすく、初心者や冬場に育て始めたいという人におすすめです。
観葉植物にとっての適温は、15~20度。設置場所は、温かな気温が保たれるリビングがベスト。「人間が心地よいと感じる空間は、植物にも良い空間です」と松尾さん。日光がよく入る窓際は、植物にとって良い環境ですが、冬の間は注意が必要。冷気に当たって弱りやすいので、窓際から少し離すなど工夫を。暖房機器の風が直接当たるのも、葉が枯れる原因になるので避けましょう。水やりのタイミングは、土の表面が乾いて2、3日たってから。あげるときはたっぷりとあげてください。「観葉植物に元気がないとき、良かれと思って屋外に出してしまう人がいますが、冬場は必ず温かな部屋の中で育ててくださいね」
植物選びや育て方などの相談は、気軽に同店へ。
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