血液検査の結果で、急にコレステロール値が上がったと感じている人はいませんか?
コレステロールとは、血液中の脂肪分「脂質」のこと。種類は、LDLコレステロール(悪玉)とHDLコレステロール(善玉)の2種あり、ホルモンや細胞膜をつくるのに欠かせません。
しかし、食生活の乱れや運動不足、喫煙、飲酒、ストレスなどが原因で、エネルギーとして消費されずにいると、血液中にたまっていきます。LDLが増えると、血管の壁に塊となって蓄積。血管の中が狭くなったり、血栓でつまったり、「動脈硬化症」の要因になります。
全国健康保険協会和歌山支部の担当者は「女性ホルモンはLDLを下げる役割があるので、(女性ホルモンが)減少する40代後半~50代に、LDLが上がる傾向が見られます(グラフ参照)」と説明します。
動脈硬化症は、自覚症状がないまま進行するので、いつ心疾患や脳卒中などを引き起こすか予測できません。担当者は「LDLを下げるには、適度な運動や食物繊維の多い食事など、日頃の生活習慣の改善が大切です」とアドバイスをした上で、「特定健康診査などで定期的に体の状態を確認を」と話しています。
お問合せ | 全国健康保険協会和歌山支部保健グループ |
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電話番号 | 073(435)0224 |
店舗名 | 全国健康保険協会(協会けんぽ) 和歌山支部 |
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電話番号 | 073-421-3100(代表) |
Webサイト | https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/wakayama/ |
住所 | 〒640-8516 和歌山市六番丁5 和歌山第一生命ビル3階 |
受付時間 | 午前8時30分~午後5時15分(土日祝日・年末年始を除く) |
定休日 | 土日祝・年末年始 |
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