うまい? 安い?テレビ局の“飯”事情とは!?
ぼやいても仕方ないが、とにかく暑い。夏バテ防止にと、食わねばという思いと、薄着だし、やせねばという思いが、この時期は交錯する。もちろんそれは前者が勝ち、今日も飯を食うのだが。そんなとき助かるのが、各局にある社員食堂。各局とも、出入り業者も食べられるのでありがたい(一般の入場は不可)。味もメニューも千差万別だが、一つ共通していることがある。それは味が濃い目。早朝、深夜勤務の技術、制作スタッフは基本、肉体労働だ。疲れた体は塩分を欲しているのだろう。さらに意外なことだが、在阪各局、食堂のあるフロアが、かつてそのチャンネル数に関連していた。例えば、6チャンネルは6階、10チャンネルは10階といった具合だ(今は新社屋が建てられ、その法則は崩れた)。また、たまに各局、無料デーというのを設け、開放している。これも各局さまざまで、朝から夜まで、1週間続くところもあり、非常にありがたい。うな丼に天ざるなど、外で食べれば、ウン千円というメニューが全てタダ。卑しさで、つい暴食しがちな僕の辞書には、夏バテの文字はなくなりそうだ。
※次回は8月11日号に掲載
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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