ショールームへ行こう【クリナップ和歌山編】細部にわたるステンレスへのこだわり 独自の加工技術で製品開発
- 2017/7/13
- ハウジング
各住宅機器メーカーのショールームの見どころを紹介する企画。第4回は「クリナップ和歌山ショールーム」(和歌山市三葛)を訪問しました。
クリナップは、1973年に日本で先駆けてシステムキッチンを発売したメーカーで、ステンレス製のキッチンに注力。ステンレスが持つ油汚れや臭い、カビが付きにくく、丈夫で使いやすいといった利点を生かし、独自の加工技術を施した製品を開発しています。
中でもシステムキッチン「クリンレディ」は、シンクや扉だけでなく、側・底面、骨組みまでステンレスを採用。カラーバリエーションも豊富で、シミュレーションシステムを使えば、好みの組み合わせが見つけられます(写真①)。
レンジフードのフィルターとファンを自動洗浄してくれる「洗エールレンジフード」は、給湯トレイに水を入れ、ボタンを押すだけ。洗剤が不要な上、少ない水量で落ちにくい油汚れも落としてくれます(写真②)。
またシンク手前に傾斜型のレールを付けた「流レールシンク」は、シンク内のゴミを手やシャワーで集めなくても、水流でレールに集まったゴミが排水口へと流れていく仕組み。シンクは、特殊エンボス加工と親水性コーティングを施しているので、汚れや傷が付きにくく、掃除も簡単です(写真③)。
この他、バスルームは、入浴前に床面にシャワーを噴射することで床面を暖めると同時に、浴室全体に蒸気を充満させる仕掛けを発案。冬場の入浴事故の一つ、ヒートショックのリスク低減にもつながります(写真④)。
担当者は「ショールームで体感してください」と話しています。
クリナップ和歌山ショールーム | 073(447)2200 |
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