タニタに聞く!健康づくりvol.22 肌の紫外線ダメージ克服法①
- 2017/6/8
- みんなの健康
- タニタに聞く! 健康づくり
紫外線が気になる季節
シミやシワの原因は活性酸素
昔は〝小麦色の肌〞と言って、黒く焼けた肌は健康の象徴のようでした。しかし最近では、紫外線による体へのダメージが取り上げられ、日傘やUVクリーム、アームカバーなどでUV対策をバッチリしている人も多くなりましたね。紫外線を浴びた体の中では何が起きているのでしょうか。今回は、紫外線ダメージとその対策を紹介します。
紫外線を浴びると肌が黒く日焼けしますが、これは皮膚の下にメラニン色素が作られるため。メラニン色素が多くなりすぎると、シミやソバカスができる原因になります。さらに、紫外線を浴びると、体の中に「活性酸素」が発生します。活性酸素とは体の中の酸素が、化学的に活性化し酸化力が強くなったもの。紫外線以外にも、周辺の環境や喫煙、ストレスなどの生活習慣によっても発生するため、ほとんどの人が活性酸素を持っています。
体にとって良い面と悪い面の両方の働きがあるため、活性酸素自体が悪いわけではありません。良い面としては、体内に入った細菌や病原菌に対抗してくれること。活性酸素は、適量であれば悪さをしません。悪い面としては、活性酸素が過剰になってしまった場合、その矛先が細菌や病原菌だけでなく、私たちの細胞にまで向いてしまうこと。細胞を覆う不飽和脂肪酸の膜と活性酸素が結びつき、過酸化脂質を作り出して細胞を酸化させてしまいます。これがいわゆる体の〝サビ〞のようなもの。がんや生活習慣病、老化などさまざまな疾患や劣化をもたらすといわれています。紫外線を浴び過ぎて活性酸素が過剰になると、皮膚の細胞膜に含まれる脂質を酸化させてしまいます。それが、肌のシミの原因となったり、皮膚の弾力繊維であるコラーゲンの性質を変化させ、肌のハリやツヤを失わせてしまうのです。
(出典・タニタの健康応援ネット「からだカルテ」)
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