リアルな歩行体験で危険を察知
正しい交通ルールやマナーを学習
和歌山県交通安全協会が、4月4日、同会事業部事業課内(和歌山市西)に「交通安全体験ギャラリー」を開設。「歩行者シミュレーター」「自転車シミュレーター」「クイックアーム」など、体験型の機材がそろいます。従来、不定期で行われる交通安全教室などでしか体験できませんでしたが、常時体験できるようになりました。
歩行者シミュレーターは、子どもから高齢者まで、幅広い年代の歩行者を対象に、道路上の危険予知を体験するもの。スクリーンに映し出される交通環境に合わせて道路を横断します。センサーが足踏みや頭の動きを感知し、安全確認が足りないと車両や自転車と接触。時間帯や天候の設定も可能で、状況を変えて体験できます。終了後は、左右の確認をきちんとできているかなど、数値化された詳細な結果が出ます。
自転車シミュレータも同様に、スクリーンに映し出された交通環境に合わせて自転車をこぎ進め、交通ルールやマナーを学習。クイックアームは、ライトが光ったボタンを素早く押すことで、認知、判断、行動が年齢相応かどうかを見る高齢者を対象にした測定器です。
同課課長・松本和也さんは、「高齢者の事故が増えている昨今、道路に危険が潜んでいることを、あらためて分かってほしいですね。新入生をはじめとした子どもたちは、一つのことに夢中になったり気がそれがち。交通ルールなど、シミュレーションを通してリアルに学んでもらえたら」と話します。体験は無料。月〜金曜午前9時〜5時(祝日を除く)。
問い合わせ | 和歌山県交通安全協会 |
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電話 | 073(472)4668 |
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