一戸建てとマンションではどう違う? ご近所付き合いについて調査
- 2017/2/2
- ハウジング
付かず離れずの距離感で良い関係を
マイホームを手に入れる際、近所にどんな人が暮らしているかなどが、気になるところです。災害時の連携や防犯、子育てなど、地域のつながりの大切さが見直されている昨今。一戸建てやマンションで暮らす人それぞれのご近所付き合い観を探ってみました。
不動産情報のサービスサイト「アットホーム」は昨秋、首都圏で持ち家の一戸建て・マンションに住む既婚女性、計624人を対象に「一戸建て・マンションの〝ご近所付き合いの違い〞調査」を実施しました。
ご近所さんとの付き合い方に関する質問では「とても親しい」「まあまあ親しい」の合計が、一戸建てで50%、マンションで34.3%となり、一戸建ての方が、マンションよりも親しい付き合い方をしていることが分かりました。
実際、どんな付き合い方をしているかについては、一戸建て、マンションともに「遭遇した際に軽く挨拶を交わす」「遭遇した際に立ち止まって挨拶を交わす」の順(グラフ参照)。他にも、多くはないものの「子どもを預ける・預かる」「ホームパーティーを開く」などがありました。
近所付き合いは必要かの問いには、「必要」が一戸建てで79.8%、マンションで72.4%。また、近所付き合いの必要性を「セキュリティーや防犯のため」と考えている人は、マンションで53.2%、一戸建てで43.2%見られました。
求められているのは、適度な距離感。付かず離れずの良い関係を目指しましょう。