タニタに聞く!健康づくりvol.14 寒さが厳しい冬。汗をかかない運動でもダイエット効果はある?
- 2016/11/17
- みんなの健康
- タニタに聞く! 健康づくり
運動量が同じなら
消費エネルギーも同じ
寒さの厳しい季節、運動してもなかなか汗をかきにくいことがありますよね。汗をかかないと運動量が不足しているように感じ、ダイエットの効果がない気がしてしまうかもしれませんが、大丈夫!汗のメカニズムを知って、冬の運動に生かしましょう。
汗は、運動で体が温まったとき、熱を冷ますために全身の汗腺から出てきます。汗の量は、気温や湿度、着ている衣類、汗腺の機能、体内の水分量、体形、自律神経の働きなど、多くの要因が関係しています。そのため、同じ運動をしても汗をかくときとかかないときがあるのです。
また、同じ発汗量でも環境により感じ方が違ってきます。例えば高温多湿で汗がなかなか蒸発しない場合、汗が皮膚にたまりやすくなります。反対に乾燥しているときは汗が蒸発しやすいので、汗をかいたという感覚があまりないかもしれません。運動で汗をかくと、多くのエネルギーを消費した気がしますが、汗の量に関わらず、同じ運動量なら消費エネルギーも同じなのです。
汗の成分は体内の水分とミネラル。運動の前後や最中には、積極的に水分補給を行うように心がけましょう。激しい運動をするときや発汗量が多い場合などは、スポーツドリンクなど、ミネラルを補給できるものも取り入れられるとより安心です。また、汗をかいたという自覚はなくても少しずつ水分が失われています。日頃からしっかりと水分補給を。
たくさん汗をかくと爽快感が得られ、「運動した!」という気持ちになりますが、感じ方の違いによるもので、「汗をかく=痩せる」という訳ではありません。寒さの厳しい季節は「外でウオーキングなどの運動はちょっと…」と敬遠したくなりますが、運動を始めてしまえば体は温まり、意外と快適なものです。運動した分はしっかりと効果として表れますので、寒さにめげず、ぜひ続けましょう!
(出典・タニタの健康応援ネット「からだカルテ」)
サーキットトレーニングで効率よく全身運動
女性専用の30分フィットネスクラブ「フィッツミー和歌山店」は、健康総合企業タニタのノウハウを組み入れています。サーキットトレーニング方式の有酸素運動と筋力エクササイズで、わずか30分で全身を効率よく運動できるのが魅力です。
問い合わせ | フィッツミー和歌山店 |
---|---|
住所 | 和歌山市北島 |
電話 | 073(452)0011 |
営業時間 | 月~金曜午前10時~12時半、午後2時~8時、土曜午前10時~午後2時 |
定休日 | 日曜、祝日 |
関連キーワード