今どきの子ども部屋② 必要となったときに家具を購入 “いいものを長く使いたい”という傾向に
- 2016/11/3
- ハウジング
成長に合わせて組み合わせを楽しんで
小学校入学を目前に、多くの親が悩む子ども部屋の準備。″学習机は買った方がいいのか”″どういったものを選ぶか”など、そろそろ動き出す時期では。「今どきの子ども部屋」2回目は、トレンドや準備時期などについて。教えてくれるのは、欧米の輸入家具などを扱う「アクタス」のパートナーショップ「フォレスタ」(和歌山市関戸)の桝谷みどりさんです。
購入時期について「最近は小学校入学に合わせてというよりも、一人で勉強できるようになったり、引っ越しで子ども部屋を設けたり、必要となったときに購入するという傾向があります。小さいうちは、リビングで勉強するのを前提にコンパクトな机を選ぶ人もいます」と話します。
リビングにすっきりと置きたいという人には、従来に比べて奥行きが狭く、その分、横幅が広くなった机を(写真上)。一方、収納が欲しい人には、奥行きがあり、引き出しのたくさんある机(写真右)がおすすめ。木の質感や経年変化が楽しめ、傷が入ってもメンテナンスも可能です。
どちらも机といす、棚がセットなので、棚を動かすなどして組み合わせを楽しめるのがポイント。子どもから大人まで、成長に合わせて使い続けることができるようにデザインされています。
桝谷さんは「″いいものを長く”という人が増えています。シンプルなデザインなので、ペンスタンドや時計などをカラフルにすると雰囲気も変わります。本棚などは子どものおもちゃや小物の収納場所として活用するなど、コーディネートを楽しんでくださいね」とアドバイスしています。