ゲストティーチャーを招いて校内で実施
「職業体験」を控え、同校が企画
和歌山市立西和中学校(和歌山市砂山南)で、2年生135人を対象とした、外部の専門講師によるマナー研修が、9月9日に行われました。
希望する職種を経験し、勤労の尊さを学ぶ「職場体験」が9月27日(火)~29日(木)に実施されることに伴い、ビジネスシーンにふさわしい行儀作法や身だしなみを学ぶことを目的に同校が企画。「専門の先生から直接学べることは、生徒たちにとって、正しい知識を得て、刺激ももらえるいい機会です。外部の講師による研修は、市内の公立中では珍しいことだと思います」と、成末義樹校長は話します。
講師はマナーコンサルタントの得津美惠子さん。元国際線客室乗務員で、現在は「リビングカルチャー倶楽部」(和歌山市友田町、本町)や県内企業などを中心に、3万人以上の社会人や学生に研修を行った実績を持っています。
研修では、マナーの基本である「あいさつ」「表情」「言葉」「身だしなみ」「立ち居振る舞い(所作)」について、生徒への質疑応答を交え、50分にわたって解説。生徒数人が教室の前に出て、正しいおじぎの作法を教わる場面もありました。
得津さんは「マナーはコミュニケーション力。マナーを身に付ければ、誰でも輝きます。自分自身を世界中で唯一のブランドと思い、意識して自分磨きをしてくださいね」と生徒たちに語りました。
講義を受けた生徒たちは、「これからはもっと言葉や表情に心を込めて、あいさつをするように心掛けたい」「おじぎの仕方が分かりやすくて、勉強になりました」などの感想を述べていました。
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