たくさんの子どもたちに
絵本と接する機会を
“子どものために”と、さまざまな活動を行っている社会奉仕団体「和歌山キワニスクラブ」が、海南市立大野幼稚園(海南市下津町)と海南市立こじか保育所(海南市下津町)に、10万円相当の書籍と本箱を寄贈。7月1日に大野幼稚園で贈呈式が行われました。
同クラブは、和歌山県内の幼稚園や保育園に「キワニス文庫」として、毎年書籍を贈っています。平成23年から始められ、今回で6回目。
「子どもの成長・発育に貢献できるように努めたい」と同クラブの副会長・藤田雅也さん。園児たちは「絵本が大好きです。みんなで仲良く読みます」と元気良くお礼を言いました。海南市教育委員会・教育長の西原孝幸さんは、「子どもも大人も、絵本に接する機会が少なくなっています。言葉を使った本を大切にしながら、子どもたちを育てていきたい。指導者としても、園児に本が読めて喜んでいます」と話しました。
最後に園児から、お礼の歌「ゆめのマーチ」が披露され、全員で記念撮影。子どもたちは「絵本が読めてうれしい」と笑顔を見せていました。
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