和歌山県立博物館の常設展を見学
和歌山県の文化や歴史を学ぶ
和歌山県立日高高校・附属中学校(御坊市島)の中国・姉妹校「西安中学」(陝西(せんせい)省西安市)の学生と教員14人が、7月2日~7日の6日間来和。ホームステイをしながら、授業や部活など、さまざまな交流活動を行いました。
最終日の7日、両校の生徒と教員約25人が、県立博物館を訪れ、常設展を見学。同館の学芸員が、発掘された古代陶器や江戸時代の参勤交代の風景など、和歌山の古代から近世まで約3万年の歴史や文化について解説。生徒たちは、レプリカを触ったり、資料を眺めたり、興味深そうに話を聞いていました。
西安中学の黄佳睿(ホワン・ジャーレイ)さん(15)は「日本に興味があり、今回参加しました。和歌山は山や海がとてもきれい。(博物館では)日本の生活や文化について学ぶことができました」と笑顔。日高高校の中井充歩さん(15)は「昨年、西安に行き、向こうで話をした子にまた会えたのがうれしい。言葉の壁はありますが一緒に過ごす中で文化の違いを知り、海外に興味を持つようになりました」と話していました。
両校は、平成16年に姉妹校締結して以来、交互に派遣と受け入れを行い、交流を深めています。
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