国際交流で有田地域の活性化
日本の文化や生活スタイルなどを学ぶ
国際交流を通じて有田地域の活性化をめざす、有田川町清水の林吉男さんや石井具己さん、広川町の野村隆章さん、和歌山市の堀巖さんらが中心となり、7月15日(金)から21日(木)まで、カナダのグラッドストーン日本語学園からの留学生を迎えます。
グラッドストーン日本語学園の村上陽子学園長は海南市出身で、昭和46(1971)年、カナダのバンクーバーに「グラッドストーン日本語学園」を創立しました。2歳から小・中・高等科まで一貫した日本語クラスで、語学だけでなく日本の文化や習慣も身につくように指導しています。幼稚園、低学年は日系ホームでの発表、高学年は漢字検定や日本語能力試験受験など目標を持って学習しています。
「今年、学園創立45周年記念として和歌山県有田地域で体験学習を実践することができ、ご協力していただきましたみなさまに感謝しています。今回の体験学習で、見たり、聞いたり、体を動かしたりしながら日本の文化や生活スタイル、習慣などを学んでほしい。そして、本校で身につけた日本語を大いに生かして地元の中学生と交流して欲しいです」と話す村上陽子学園長。留学するのは同学園の中学生16人。滞在期間中は、有田地域で紙すきウチワ作り体験やこんにゃく作り体験、田植え体験をするほか、耐久中学校を訪問し地元の学生らと交流します。
さらに川遊びや海水浴、手作りヨット「寅次郎号」乗船など、レクリエーションも充実した体験学習になっています。
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