観葉植物と小物でナチュラル空間 色の濃淡でワンランク上のコーディネートを
- 2016/5/12
- ハウジング
涼しさ感じる空間で夏を快適に過ごす
観葉植物と小物でナチュラル空間
色の濃淡でワンランク上のコーディネートを
配置は三角形が基本、バランスが大切
気温が高くなり、夏の到来を感じる日々。今回はインテリアの素材や、色、アイテムなどを工夫し、涼を感じる空間づくりのポイントを紹介。インテリアライフスタイルショップ「マージナル」(和歌山市小雑賀)の坂本将洋店長に伺いました。
同店の今夏のテーマは“観葉植物(グリーン)”。坂本店長は「今までは空間に1点だけ植物を取り入れるのが主流でしたが当店では今夏、天井から吊ったり、テーブルの上に置いたり、数点取り入れることを提案。ブルーやグリーンといった自然色の小物を合わせると、空間が明るく涼しげになります。色の濃淡で遊び、ビンテージ一色といったスタイルではなく、シンプルモダンでワンランク上のコーディネートを」と話します。
植物は、パキラやフランスゴムノキなど一般的なものを選択。配置の仕方は三角形が基本で、1カ所を高く、両サイドは低く。「バランスが大切です。両サイドはどちらか片方にボリュームをもたせ、めりはりを。背の高い植物がないときは、エアープランツを吊り下げて高さを出します(下写真)」と説明。
クッション(45×45センチ、2484円から)などの小物は飽きのこない無地がおすすめ。ミント、ライム、ビリジアングリーンなど同系色の濃淡を組み合わせるだけでよりナチュラルな空間に(上写真)。植木鉢は、麻のカーテン生地を巻くだけで統一感が出ます。
「テーマカラーを決めたら、色の数を増やさないことがポイント。植物の成長に加え、家具の傷や汚れなどの風合いもインテリアの一部として楽しんでください」とアドバイスしています。