関西リーグ第3節レポート 単独首位をキープ
- 2016/4/25
- コーナー
- Allez ARTERIVO, 試合
4月23日(土)、アルテリーヴォ和歌山はホーム・紀三井寺陸上競技場(和歌山市)で、阪南大クラブと対戦。3-2で勝利しました。
アルテリーヴォは3連勝で勝ち点9、リーグ単独首位を保っています。
開始わずか4分、澤野康介選手が出したパスを林慧選手がゴールし、先制。15分に、白方淳也選手のコーナーキックからのボールを澤野選手が頭を合わせ、追加点。試合を折り返した50分には、林選手が出した長いパスを受けた白方選手がそのままゴール付近まで運び、自らシュートして3点目を挙げました。終盤になるにつれて猛攻をしかけられ、66分と83分に失点するものの、1点差を守りきって勝利しました。
昨シーズンはリーグ戦で1勝1敗、全国社会人サッカー選手権大会の決勝と全国地域リーグ決勝大会・1次ラウンドでも対戦した、因縁の相手だった阪南大クラブ。
坂元要介監督は「予定通り得点をあげてくれていたので、1つ失点するぐらいまでは、想定の範囲内でした。チームで守備をする部分は課題だと感じているので、次の試合に向けて戦い方をしっかりと定着させなければいけない」と話しています。
また、スタジアムでは熊本地震への募金活動が行われました。「祖母が熊本に住んでいる」という林選手は、募金してくれた観客に対し、試合後「本当にありがとうございました」とあいさつ。1アシスト・1ゴールと、感謝の気持ちをプレーでも示しています。
関西リーグ第4節は、5月1日(日)14:00からアウェー・ヤンマフィールド長居(大阪市/長居第二陸上競技場)で、現在3位の関大FC2008と対戦します。
和歌山県出身、サッカー主体のフリーライター。関西を中心に、育成年代から地域リーグまで幅広く取材中
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