2月15日(月)から日赤和歌山医療センターで催し
公開講座、体験講座、常設展示など
平成23年3月11日、東日本大震災が発生し、世界中を揺るがしました。あれから5年、大災害から学んだ教訓は生かされているのでしょうか。
東日本大震災の発生当日から職員を派遣して、医療救護、復興支援にあたった日本赤十字社和歌山医療センター(和歌山市小松原通)が2月15日(月)〜3月11日(金)、「東日本大震災から5年あのときの救護とつなぐ思い」と題した、防災意識を高める催しを行います(入場無料)。
公開講座では、同センター医療社会事業部長・中大輔さんが、「南海トラフ地震に対する当センターの役割」について講演する他、被災地に派遣された看護師、薬剤師らが、救護所での生活、家庭でできる災害対策などについても話します。
「災害が起こった時のとっさの手当て」「避難所で役立つ知識」「心肺蘇生(AEDの使用法)」といった体験講座、東日本大震災活動記録の展示なども実施されます(左記参照)。
また、同センターには医療関係の専門書が充実した患者図書室があり、災害関連図書コーナーで、東日本大震災、阪神・淡路大震災など赤十字の災害救護に関連した図書、防災関係の書籍が一堂に展示されます。
近い将来起こるとされている東南海・南海地震に備えるためにも、この機会に今一度、防災について考えましょう。
問い合わせ | 日赤和歌山医療センター社会課 |
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電話 | 073(422)4171 |
主な催し
◆【公開講座】本館12階多目的ホール
南海トラフ地震に対する当センターの役割(申し込み不要・先着250人)
2月15日(月)、3月9日(水)午後2時半から
◆【常設展示】西館1階廊下
発生当日から救護に向かった職員106人、189日間の活動記録
2月15日(月)~3月11日(金)
◆【体験講座】玄関ホール
災害が起こった時のとっさの手当て
2月15日(月)午前10時~11時、2月29日(月)午後2時~3時
避難所で役立つ知識
2月22日(月)、3月7日(月)午後2時~3時
心肺蘇生(AEDの使用法)
2月19日(金)、3月4日(金)午後2時~3時
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