秋のスポーツ中継戦線!
鍵を握るのは女性層
スポーツの秋。各局、数字を稼ごうと、こぞってスポーツ中継をする。アイドルを応援団としたり、俳優をMCにしたりと演出はさまざま。中でも、在宅率が高い女性視聴者を取り込めるかがキーとなる。先月のバレーボールW杯では、それが如実に表れていた。イケメン選手を「NEXT4」と注目させたことで、女子バレーよりも男子バレーの方が、視聴率が高かったのだ。会場でバレーを初観戦した知り合いの女性は、「楽しかった」と興奮。「ルールも分かりやすく、コートも小さく注目しやすい、スポーツとして面白い」と言うのだ。
では、通年視聴率が低迷している野球は、「ルールが小難しく、プレーは長い、球場も広いし、どこに注目していいか分からない」とのこと。つまりは“イケメン選手”“ルールが単純”“スピーディーな展開”“一点に集中”この辺りが女性の心をつかむのだろう。あてはまるスポーツはたくさんあるが、個人的な狙い目は水球だ。試合展開も早く、イケメン選手も多い。それに僕の体型とは真逆、彼らの肉体美には女性もくぎ付けになるだろう。
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「かんさい情報ネットten.」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」などの番組構成を担当中。
※次回は10月24日号に掲載
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