家具・家電や引っ越し費用はいくら必要 住宅に係る消費実態調査から読む
- 2015/10/1
- ハウジング
無理のない範囲で計画を
マイホームを手に入れるとき、家の購入費用や建築費用の他に、引っ越しや新生活を始めるための家具・家電などの費用が必要になります。″どのくらいのお金が必要かしら”など、あれこれと気になることも。今回は費用について触れてみます。
引っ越しや家具・家電などの費用は、家庭によって金額が異なります。
家具や家電は、今まで使っていたものを使い続けるのか、新たに買うのかで金額が変わります。数年掛けて買いそろえる方法も。また荷物が少ない場合、自分たちで車を往復させて運ぶなどすれば、引っ越し費用を抑えることも可能に。
住宅金融支援機構が、平成26年1月~6月の期間、住宅に入居した世帯、計1168件を対象に「住宅取得に係る消費実態調査(平成26年度)」を実施しました。
調査結果によると、住宅取得による平均引っ越し費用は、持ち家(一戸建て・建売住宅・新築分譲マンション)で16万円、中古住宅で19.1万円。住宅を取得した後、約1年以内に購入した耐久消費財の平均金額は、一戸建てで201万円、建売住宅で105.1万円、新築分譲マンションで85.9万円、中古住宅で71.1万円でした。
品目別の一世帯当たりの購入比率は、「カーテン(58.2%)」が最も高く、「照明器具(55.3%)」「ルームエアコン(37.2%)」「じゅうたん・カーペット(34.3%)」と続きました。
カーテンの購入比率が高いのは、窓のサイズによって特注したり、部屋数によって窓の数も多くなったりすることが要因として考えられます。
家の購入は、大きな買い物です。何をどこまで買いそろえるのか無理のない範囲で、しっかりと計画を立てるようにしましょう。